私、正直自分が痔になるなんて思ってなかったんですよ。でも壮絶体験だったので皆さんにお知らせしますね。そしてまさかその数年後に、私が肛門科看護に関わることになろうとは微塵も思ってませんでした。
あれは妊娠9か月の里帰り中の出来事でした…
里帰り出産のために地元に帰省中だった頃のお話。当時妊娠9か月でめちゃくちゃお腹も大きく歩くのも大変でしたが、第一子の誕生前にウキウキな私。
そんな中、お尻がなんとなく痛むことがありました。最初はそんなに気にしていませんでした。
数日たって、「座ると痛いな…」と感じるようになりました。
スマホで【おしり 痛い】と調べる日々。そうするとやっぱり出てくる「痔」について。
やっぱり痔なのかなぁ…と市販のボ〇ギノールを買って試してみました。ですが全然効かない。
むしろどんどん痛くなってる!!
座るのもつらくなってきました。
そしてついに発熱…!
痛みもつらかったのですが、ついに発熱してしまいました。熱出したのは本当に久しぶりで、自分でもパニック。
出産予定の病院が総合病院だったので、電話したら『入院の準備をしてきてください』とのこと。
え!入院!?入院なんて何十年ぶりだけど!
このときは、この痔が原因で熱が出ているとは思ってなかったのです。
いろいろ検査したが原因わからず…最終的にはわかったこと
採血やらいろいろ検査しましたがなにもわからず。「おしりが痛いです」「座ると痛いです」というのは伝えていましたが、実際みられることはなかったんです。どんどん痛くなるし、熱は下がらない。アセトアミノフェンを1日使用量最大限まで使用するも、一時的に熱は下がるけどまた上がってくる日々。
入院4日目くらいに、回診で診察台(内診するとき座るやつ)に座った時のこと。
そのときの産科部長の先生が、「あれ!?ここ腫れてない?」とおしりの部分の腫れに気づいてくれました。触ると硬く触れます。
そう、普通なら触って腫れてるの気づくと思うんです。でも、妊娠9か月なんで、おしりに手が満足に届かないんです!!ちょっと腫れてるのかな?くらいかと思いきや結構腫れてる!押すとめちゃくちゃ痛い!
エコーしてもらい、「これ外科だわ!今日すぐに外科に見てもらうね!!」先生の頼もしい言葉!!
処置室でめっちゃ叫んだ妊婦は私です
その日の午前中 外科の外来診察室に呼ばれました。看護師さんが車いすで搬送してくれました。
外科の先生「あー肛門周囲膿瘍だね。膿がたまってるんだよ。」
なんじゃそりゃ?
話を聞くことによると、便秘や下痢などで細菌が入り込んでしまい膿がたまってしまうんだとか。
「今ちょっと処置するかい?痛いかもしれないけど、楽になると思うよ」
内容としては、局所麻酔して膿を出す!
じゃぁお願いします、と言ったけど、その処置が痛すぎた!局所麻酔刺すときってどうしても痛いんですけど、たぶん充分効いてなかったんだと思います。「いったーい!!!!泣」
外科外来に響き渡る妊婦の叫び声、今思えば恥ずかしすぎる(笑)無事処置を終え、病室へ。それ以降熱が出ることはありませんでした。そして数日抗生剤の点滴をして退院することができたのです。
まとめ:普段からできること
このとき外科の先生に言われたのは、
- 便秘や下痢をしないように排便コントロールをする
- 水分を多めにとる
ということでした。確かに前から便秘がちだった私。仕事の日ってトイレ我慢しがちじゃないですか?
酸化マグネシウムでだいぶ出やすくなりました。(ちなみによく朝食抜いていた私ですが、しっかり食べるようになったら出るようになりました!朝食大事!)
そして肛門周囲膿瘍になると、痔瘻に移行しやすく、痔瘻になってしまうと繰り返してしまうので手術が必要になるとのこと。実は、この後手術することになったんですが、この話はまた次の機会に。
この数年後まさか自分が肛門科で働くことになろうとは…お尻痛い人の気持ちがよくわかります。先生がよく言ってましたが、女性のほうが痔の患者さんは多く、でもデリケートな部分なので病院に来づらいのではないかと。みなさん!症状が悪化する前にぜひ病院へ相談しに行ってくださいね!市販薬だけだとどうにもならないことがありますからね!

